
年中行事
伝統と四季を感じる、心をつなぐ神事
当神社では、四季折々の自然を感じながら、地域の皆さまと共に伝統を守り育てる様々な行事を執り行っております。一年を通じて、古くから受け継がれる神事や、参拝者の皆さまとの触れ合いを大切にした催しを開催しています。
一月一日
さいたんさい
歳旦祭
新年の始まりを祝い、皇室の繁栄と国家の安泰を祈願いたします。

二月十一日
きげんさい
紀元祭
初代天皇として神武天皇が即位された日を日本の建国日とし、繁栄と安泰を祈願いたします。

二月十七日
きねんさい
祈年祭
その年の農作物の豊穣と、併せて全ての産業の発展、安泰を祈願いたします。
11 月の新嘗祭と対になるお祭りで、当神社の大祭式としては、一年で一番最初に行われる重要なお祭りです。

四月二十五日
しゅんきれいたいさい
春季例大祭
かつてはこの時期に境内中の御神木でもある桜の花が満開になったことから、 はな祭り、花見祭りとも呼ばれています。常日頃の神様の御加護に感謝し、氏子地域の益々の繁栄と安泰を祈願いたします。

四月二十九日
やぶさめまつり
流鏑馬祭
1087 年甲斐源氏の祖・新羅三郎義光が「後三年の役」の戦勝を祝い、流鏑馬を奉納したことが始まりとされ、現在も武田流流鏑馬を御神前に奉納いたします。戦国絵巻さながらの様子は多くの皆様のご信仰を集めております。

七月一日
なごしのおおはらえ
夏越の大祓
私たちが日常の中で、知らず知らずのうちについてしまう罪や穢れを、一年の半分が過ぎたこの日に清め、そののちの生活の無病息災を祈願いたします。

八月十一日
りゅうじんさい
龍神祭
かつて氏子たちが浄身場にて龍神に恵の雨を願った雨乞い神事に由来し、現在も浄身場にて我が国の天候の安定を祈願いたします。

九月九日
しゅうきれいたいさい
秋季例大祭
神様の御加護に感謝し、秋季例大祭では神輿が担がれ、氏子の皆様の仮装行列のもと、地域を回り、氏子を始めとする皆様の、ますますの繁栄と隆昌を祈願いたします。
当神社における最重要ともいえるお祭りです。

十一月二十三日
にいなめさい
新嘗祭
新米を御神前に捧げ、その年の農作物の豊作に感謝し、国家のますますの繁栄と安泰を祈願いたします。 二月の祈年祭と対になる全国各地で行われる重要な祭事です。


龍神祭
龍神祭は、富士山と河口湖の自然への感謝を捧げ、国の天候の安定を祈願する神聖な祭りで す。
この祭りの起源は、富士御室浅間神社の氏子たちが浄身場で龍神に雨を願った伝統的な雨乞い神事に由来します。古くから、河口湖に突出した溶岩流の地形に龍神が宿ると信じられ、その力により恵みの雨をもたらすよう祈りを捧げてきました。
現在の龍神祭は、古来の想いを受け継ぎ、毎年8月に執り行われています。地域の人々や参拝者が集い、自然への感謝とともに平穏な天候や五穀豊穣を祈るこの祭りは、地域に深く根付いた行事として多くの人々に親しまれています。龍神の力強さと優しさを感じることができる、心清まるひとときをぜひご体験ください。

